脊髄損傷者友の会のタイトル

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脊髄損傷者・車椅子使用者の住宅・住まい 

 

 

 

 
 
  【 車椅子使用者の住まいの現状】  ◎メンタル的苦痛

 

*行きたい店舗にバリア(段差等)がある事で入店出来ない事等、外出先で様々な我慢を強いられた上

  在宅でも満足な住環境整備ではない為に我慢を強いられている

*休まる場が無いと同時にくつろげる場が無い。

*同居する家族に気兼ねをしている。

 

 
     ◎環境的苦痛

 

*マニュアル的に造られている

  車椅子=バリアフリー=スロープを造る・間口を広げる・段差を無くす

  車椅子使用者=障害・状況によって動作が違うにも関わらず、全て一緒と思われている

  車椅子=自走用車椅子・電動車椅子等様々な種類の車椅子が有るにもかかわらず、車椅子は全て同じものだと思われている

*車椅子からトイレやベットへの乗り移り(移乗)等の車椅子動作を知らないし、又車椅子の動きを知らない人が施工に携わっている

 

 
         
   【車椅子住まいつくりの注意点】

 ◎生活プランの作成

(車椅子生活動線の確保)

 

*車椅子の住まいの一番のポイントはまず生活プランの作成が出来るかが、大きなポイントになります。

  (デザインより車椅子での生活・動作・機能を重視しましょう)

 

 
    ◎設計&施工業者の選定

 

*多くの建築従事者は簡単に出来ると思いがちな、車椅子住宅。こそが間違った選定の始まりです。

 車椅子使用者は十人十色。決してマニュアル通りの設計・施工ではいけません。

 

 
    ◎施工事例の確認

 

*業者の車椅子住宅を施工した経験の有無の確認?等、今までの施工事例を確認して見ましょう。

 

 
    ◎福祉機器のデモ体験

 

*福祉機器の使用も検討しなくてはなりません。その場合は必ずデモ体験をお勧め致します

 福祉機器の使用は人によっても状態によっても大きく違います。

 福祉機器自体が高価な物であり、実際に使用している方々のご意見を聞くのも参考になります。

 

 
    ◎綿密な打合せ

 

 *車椅子住宅は車椅子使用者にとってはバリアフリーかも知れませんが、同居するご家族にとってはバリアになる事があります

 じっくり打合せが必要となります。

 

 
    ◎社会資源の有効活用

 

 *車椅子住宅には通常住宅より費用が掛かる為、費用面の負担軽減を目指し、自治体の社会資源を有効に利用しましょう。

 

 
         
 

 

【優先整備箇所】

 

     改修予算にもよります。  
    @ 玄 関

 

*家に入れなくては意味が有りませんし、生活が出来ません。ですので、家に入れるようにします。

 玄関からの入室が厳しいようでしたら別プランり提案も必要です。

 

 
    A ト イ レ

 

*車椅子使用者にとって排泄時間は長時間の時間を要する事となったって羞恥心があります。

 車椅子からのトイレの乗り移り方法の確認から排泄方法の認識等確認するが多くあります。

 

 
    B 洗 面 所

 

*極端な言い方ですが、清拭・洗髪だけでも大丈夫です。

 

 
    C 浴 室

 

*入院中は3回の入浴が殆どだったはずですので、在宅では最悪、週1回は訪問入浴・週1回〜2回は施設の

 日中一時支援等の社会資源の福祉サービスを利用する事で対応も可能です。

 

 
         
 

 

 

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